もくじ
はじめに:日本の特許制度を遡ることで現状が把握できる
PART-1:権利行使が出来ない「もやし特許」
- 0. 「誤解.錯覚」に気が付かないのが幻想の始まり
- 1. 過度な特許への「信頼・期待」が「知財幻想」を生み出す
- 2. 特許専門家が認めた特許だから問題ない、という「知財幻想」
- 3. 特許出願は、リスクが無い、という「知財幻想」
- 4. 「守秘知財」は会社利益に貢献しない、という「知財幻想」
- 5. 知財部門が、陥りやすい「知財幻想」
- 6. 日本特許明細書の品質は、世界でも通用するという「知財幻想」
PART-2:無駄な特許出願が、なぜ多いのか
- 0. 弱い特許では発明技術の保護も、会社の持続的発展もあり得ない
- 1. 日本の特許侵害訴訟件数は、なぜ少ないのか
- 2. 権利行使のできない日本特許が、なぜ多いのか
- 3. 強い特許を作る機能が、なぜ働かないのか
- 4. 権利範囲の狭い「もやし特許」を、なぜ放置するのか
- 5. 日本の技術移転は、なぜ進まないのか
- 6. 特許庁は出願を増やしたいのに、なぜ減り続けるのか
PART-3:会社経営で求められる「知財経営戦略」
- 0. 「グロ-バル化」「コモディティ化」が進む中での「知財戦略」の在りかた
- 1. 知財の「オープン&クローズ戦略」とは、なんだ
- 2. 日本が勝てないのは「コモディティ化」するからだ
- 3. そもそも「コモディティ化」とは、なんだ
- 4. 「コモディティ化」は、これまでの知財係争の常識を変える
- 5. 「コモディティ化」を速めた「IT 技術」の進化と米国の特殊事情
- 6. 米国特許訴訟事例から見る「コモディティ化」への流れ
PART-4:知財(IP 戦争)とは、言語の戦いである
- 0. 特許明細書は、世界へ開示されることで様々なリスクを抱えることになる
- 1. 日本の特許明細書は、世界で通用するのか
- 2. 文書(ドキュメント)への関心が薄い日本人
- 3. 技術は文明である、技術の説明は「文明言語」で行う
- 4. 米国特許明細書と日本特許明細書の違い
- 5. 権利範囲の広い「請求項(クレーム)」が作れない理由
- 6. 機械翻訳ソフトの支援が受けられる「平明日本語」で書く
PART-5:これだけは言っておきたい
- 0. 先ずは反省、日本が「IoT 技術」に遅れた理由を知る
- 1. 今すぐに、会社が取り組むべきことは
- 2. 文今すぐに、知財部門が取り組むべきことは
- 3. 今すぐに、研究開発部門が取り組むべきことは
- 4. 全社員が「知財マインド」を共有できる企業体質へ変える「知財研修」の在り方
- 5. 知財改革のヒントは、現場(源流)にある
- 6. おしまいに:発明くんが、”これだけは言っておきたい”こと!