米国の大学では徹底した指導によって、結論・判断が先行(主節)、具体的な説明は後続(従節)という論理的な学術文体を習得させています。論理的思考でもって文書化することがグローバル社会ではきわめて重要です。日本人はこの論的思考による文書作成や表現能力に関心が薄く、これからの知財(IP)戦争に勝ち抜くことを難しくしています。
日本の技術者はグローバル社会に通用する論理的思考にまず慣れることがポイントです。日本技術者の能力は高いですから慣れれば、どうってことはありません。
日本は国を挙げて知的財産立国を目指していますが、この問題を解決しない限り、それは「絵に書いた餅」になる可能性がでてきます。