実際のグラフとマップの解説

【図表4003】の説明

【図A1】 は、X軸に《YEAR》、Y軸に1次キーワード<1@@IPC>をとった。だから、Y軸には、2次キーワード<11@シーズ分野><12@主ニーズ分野><13@副ニーズ分野> が目盛られている。それぞれにそれほど目だった動きは感じられないが、なかで、 <11@シーズ分野> の1998年の急増が気になる。この点に注目して絞り、【図A2】 では、Y軸に<11@シーズ分野>をとった。目盛られるのは、その下に有る13個の3次キーワードだ。確かに幾つかの分野で、1998年の公開件数は増えている。その中で、ちょっと内容を確かめて見たいものに <11_C10B> がある。1997年までの出願はここにはないが、1998年に急に6件の出願があるからだ。ここで初期画面に戻って、どんなものかを確めるのは、簡単だ。キーワードボックスで <11_C10B>をダブルクリックしさえすればよい。

ここでは、それを後回しにして、X軸をそのままにして、Y軸に <11@シーズ分野> を選んでみた。【図A3】が描かれる。 <11_C10B> をたどっていくと、出願企業がすぐわかる。 次に、X軸に <12@主ニーズ分野> を選び、Y軸に <11@シーズ分野>を選んでみた。【図A4】が描かれる。こうして見ると、大雑把に、山が二つあることが解る。こうしたグラフを描けば、例えば、自社のシーズがまだ十分に活用されていないニーズ分野を見つけ出して、そういったところに新しい展開が開ける可能性を感じとっていただけるものと思う。

 レコードを抽出してさらに絞り込む

次に描いたのは、 【図A5】だ。X軸に YEAR》、 Y軸に A@@出願人》をとった。 ちょっと注目して見たいのは、 A31件企業》だ。それほど目だった動きとは思わないが、1997、1998年と漸増傾向にある。出願件数の少ない企業が出願しているのだから、ベンチャー性の有る何かが起り始めている。と感じたとしよう。初期画面に戻り、 A31件企業》で抽出する。45件が抽出される。 『Lock』して、再度 『ALZ(Analyze)』メニューに入る。抽出された45件に解析を加えるわけだ。

   流通と共有への入口

創造力を共有するために、どんな情報構造をどう作っていくか。すでに述べたように、自社出願特許の構造化から入るのが一番やりやすいと思う。とりあえずここまで述べてきたようなやりかたでスタートし、それに少しずつ、組織としての視点を加えて行く。機会があれば、そうした活動の過程でも行われるであろう、構造化情報の流通と共有を、具体的にどう行うかに触れておきたい。 といっても、それほど大げさな話ではない。 CVICで構造化した情報を、複数の人間の間で、どうやりとりするかの話だ。