発明能力=問題発見能力+問題解決能力

研究者、技術者は自分の担当する技術分野の動向を知り、他社の特許を侵害しない為の知財の安全を確認する責任があります。

更に、自社事業の優位性を確保するには、自社が自由に研究開発できる技術領域を探索せねばなりません。そのためには、ある時点で対象となる技術分野の過去の特許情報を整理し、特許調査を実施することです。

特許調査を実施することで技術分野の体系と流れと権利範囲が掴めます。

しかし、それは実施した時点で過去のものとなってしまうので、完成直後から日々発行される特許情報を継続的に調査していくことが不可欠となります。

研究者、技術者は情報を収集し、正確に内容を把握し、分析整理する能力が求められます。それには発明能力を鍛えることです。すなわち、問題発見能力と問題解決能力との２つが重要です。