特許係争は、
発明把握能力と展開能力が
決め手です!!
-新しい発明提案書を作成しよう-
特許係争事件を見れば、この発明把握・展開能力の有無が有効で強力な特許を獲得するために重要であることがわかるでしょう。特許係争に勝つか負けるかは、この発明把握・展開能力の有無で決まるといっても過言ではありません。
発明能力に対するこのような意識改革を、発明を生み出す研究・開発部門と生み出された発明の権利化や活用を担う知財部門との両者で行われなければなりません。そのためには、発明提案書に開発した具体的な技術の他に、その代案、変形例、応用例等の記載を必須の条件とするのも1案です。
「新しい発明提案書」の推進です。
「自分の開発した成果はこんなにすごいのです。」という発明提案書が提出されるようになればしめたものです。そのような状況になるように、知財部門としては、今以上に研究・開発部門への支援と研究・開発部門との連携を進めなければなりません。そのために、「
発明生産計画」という旗印を掲げてみてはどうでしょう。