MC法講座講師:長谷川公彦

写真第4回   マンダラ思考法の実践

1. マンダラ思考法の基本手法

 マンダラ思考法は、人間の大脳の機能に従った素直な頭の使い方を基本としたものです。今泉浩晃氏により、訓練のテーマ又は具体的な用途として、以下のようなプログラムが提案されています。

(1) 発散思考の訓練

 行動しなければ何も始まりません。かといって、考えずに行動しても、うまくいくとは限りません。そこで、まず、どうなれば幸せな気分になれるのかを書き出してみようということです。

やりたいことを書き出す。
好きな食べ物を書き出す。
行きたい所を書き出す。
買いたい物を書き出す。

 やりたいことができるためには、関係する人に自分を知ってもらわなくてはなりません。それには、まず自分は何ができるのか、人より優れている能力は何かをアピールすることが必要になります。マンダラで自己紹介をする。また、やりたい仕事に就いたら、やるべきことを書き出してみよう。

今年1年間にやるべきことを書き出す。
今月1月間にやるべきことを書き出す。
今週1週間にやるべきことを書き出す。
今日1日間にやるべきことを書き出す。

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