02-01. 知財(IP)戦争とは言語の戦争である

特許の権利は、言語で請求する(Claim)必要があります。

 発明の「現物出願」は認めてはくれません。世界の中で唯一の汎用言語は英語です。 そこでは、単に文法的に正しい英語で記述するということだけでなく、権利を獲得する ために、英語のベースとなっている思考方式(ルール)の上で主張する必要がります。

 従って、世界の中で権利を主張するためには、否応なく、英語で行うことが必要です。 残念ながら、英語の土俵で、そのルールに従って戦うしかありません。


製品は超一流、英語明細書は欠陥品?

 日本企業は製品(ハード部の 品質体制は万全に構築します。しかし、製品を作り出す技術やノウハウを守る仕様書や発明権利書(ソフト部)の品質に対しては無責任、無頓着のようです。