日本からの海外出願特許明細書の現状は惨憺たる状況にあります。まず、その「現状」を分析し「事実」を掴むことが先決です。「事実」の確認無しでは対策は立てられません。
▽なぜ、惨憺たる状況なのか→国内特許出願明細書から翻訳します
▽なぜ、それが駄目なのか→国内特許出願明細書は「世界に通用しにくい」文書になっています。
- 即ち文書として欧州,米国,中国の論理展開になっていません
- 発明権利の主張の仕方が違います
日本:自分の発明を詳細に長く説明するだけで明確に主張されていないのが多いです
他国:自分の発明を「塀」で囲い込んで,明確に主張しています - 日本語は「論理的」に記述されていませんから外国人には理解が難しいです。
例)主語がない、動詞が使えていない、修飾関係が不明、 「モノ」と「モノ」との関係、「モノ」の状態の記述が曖昧等