03-11. 特許明細書の作成プロセスを変える



  1. 「特許仕様書(明細書)」を明確な日本語で作成することです。この「特許仕様書」を原本として国内,海外向けの特許明細書を作成する、というプロセスを採用すれば文書品質のバラツキは少なくなります。
  2. 技術の説明は「論理的」に構成された文書が不可欠です。技術者の論理的思考を発揮させることです。それには米国特許明細書を教材としてリバ-スすれば「論理思考」に慣れます。

特許明細書の原本は、当初から日本語で明快に世界標準を意識した文書構成(展開)で作成すべきです。これを原本として他国(欧米、中国、インド、ロシア等)に出願翻訳すれば、コストは劇的に下がり文書の品質も格段によくなること間違いないとおもいます。更に、この原本を社内デ-タベ-スとして構築すれば「分かりやすい文書」ということで技術者たちにも喜ばれるはずです。いかなる技術文章も「論理的」に展開された日本語で書くべきです。