01-6-2. 課題の解決と課題の探索の違い(3)

課題を生み出すための情報

入手可能な情報が例え外部に氾濫していても、いま課題が無いときは、どんな情報が必要かが解らない。必要な情報が何か解らなければ、外部の初期情報は活用できない。

つまり商用データベースは、課題解決のためには有用だが、課題を生み出すためにはそのままでは無力である。情報が、課題を生み出すために活用されるためには、それが入手されたあと記憶され、整理されている必要がある。課題を生み出す力を高めるには、構造化された情報を増やす努力するしかない。【図表2314