データを取り込んだ後の再構造化は、【図表4001】のように行った。すなわち、IPC記号(国際特許分類)は、自社にとっての「シーズ分野」と「ニーズ分野」に大まかに分ける、という形を取った。
そして、ニーズ分野は 「主ニーズ分野」と「副ニーズ分野」 の二つにした。IPC記号は、本来ならもう少し解りやすい具体的な名称にすべきだと思うが、ここでは一般性を持たせるために、そのままにしておいた。
「出願人」だが、蓄積レコード中の出現頻度が3以上の企業を「主要企業」とした。「出願人」に関しては、この程度の再構造化なら、ほとんど機械的に出来る。こうして構造化した情報を、これも半機械的に解析してみる。
グラフで絞りこむ
すでにこれまでも試してきたように、一旦ある程度の構造化が出来ると、それを元にあらゆる角度から構造間の相関や動向を掴むことが出来る。(【図表4002】)その結果をもとに、さらに絞り込んだり、興味のあるところに少し詳しい構造を加えることも出来る。