2.問題は、情報の質や量でなく使う人の資質にある
・優秀と言われる人材は、官僚や有名企業を目指す。彼等は子供の時から優秀と褒められ挫折もなく育ってきた。
・見方を変えると、そこから外れた人たちは挫折経験もあり個性的であるといえる。
・進学や経済事情で早くからで挫折感を味わった人たちは別の価値観を持って生きている。このような人たちの“ゴッタ煮”こそが、会社を元気にする源泉となれる。
・さて指示待ち世代にそんなことは可能だろうか。彼らは、たわいのない対話から情報を膨らませることは可能だろうか。
・挫折を経験した人たちには、それぞれ独特の経験を持っているので普通に通り過ぎる情報にも変な引っかかり方をすることがある。光がプリズムで曲がって色を発するようなものである。
・情報の質や量を問題にする前に、情報を発信したり受けたりする側の人に問題が無いかを考えてみるのも無駄ではない。