6-1英文構造を理解して、米国特許公報(USP)を読む 10問

1「知的財産化」とは、何を意味するのか、について

A:どんな発明でも特許出願をして特許権を取得して特許証を増やすことである □B:休眠特許を技術移転して、お金に変えることができる特許を発掘する仕組みである □C:発明、ノウハウと云ったあらゆる知的資産を文書化しておくことである

2「特許仕様書」について

A:いかなる仕様書であろうが文書の構成は基本的には同じである □B:特許仕様書は他の仕様書とは基本的に異なる特殊な仕様書である □C:特許仕様書は論理的に記述すると相手に知られるので曖昧に記述する必要がある

3日本企業からの出願は米国審査官に嫌われています、その理由について

A:先端技術の基本発明の出願が多く、審査官の技術レベルが低く理解できない □B:米国特許出願明細書の構成、文章の記述は特殊で日本企業は対応できていない □C:日本人の説明力、記述力、論理力、語学力の無さが意味不明文書の原因となっている

4特許明細書とクレ-ムの関係について

A:クレ-ムは発明権利の囲い込みであり明細書はクレームをサポートするものである □B:クレ-ムは発明の本質を説明するもので権利を広く取得するために限りなく曖昧に書く □C:クレ-ムの記述はパリ条約で規定されているから日本流の書き方で十分に通用する

5明確でないと言われている日本特許出願明細書について

A:理解できない文書は特許の世界では通用せず、開示したくなければ出願をしない □B:特許明細書は権利書という特殊な事情のために明確に書くわけにはいかない □C:一般の人に理解させる必要はない、特許の仕事に携わっている人だけが分ればよい