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44号攻めの特許戦略の基本

経営トップから技術者まで、我が社の将来の旗の位置をはっきり意識し、それに基づいた特許出願をしていること。

社員全員がライバルを意識し、特許によってライバルよりも技術的に少しでも有利な立場を築くべきであるという意識を持っていること。

技術者が、特許出願によって、自らの技術力を向上させ、しかも、技術者としての存在感を主張するという気持ちを持っていること。

「我が社には、なぜ特許が必要なのか」について、我が社なりにしっかりしたコンセプトを持っていること。つまり、「特許は保険」などという安易な妥協をしていないこと。

社内に特許部門があれば、その一人一人が以上の必要性をはっきり意識し、かつ、それを実践するための指導力を持っていること。
特許部門がなければ、経営者が攻めの特許戦略の必要性を意識していること。

この基本事項を実践できなければ、攻めの特許戦略など単なる画餅となる