48号48号

48号特許と技術者の存在感

デジタルコンピュータの発明者は誰だか知っていますか?
  • デジタルコンピュータの発明者はX氏です。しかし、このX氏の名前はほとんどの人が知らない。
  • なぜか?いろいろな理由があるけれど、X氏は特許を取っていなかったために、名声を後世に残せなかったといわれている。
  • X氏とはアタナソフ博士のこと。
エジソンの特許に対する考え方
  • エジソンは、特許を取って、もうけようとしたのではない。もうけを考えずに、特許を取り続けたのは、「自分が発明者である」ことを世間に示したいためであった。
  • エジソンは、技術者としての自分の存在感を主張するための手段として、特許を利用したことになる。
存在感のない技術者のところには、人も仕事もお金も集まらない。
  • 特許は、技術者自身のためにある。
  • 技術者が自らを主張するために特許を出していけば、結果的に会社のためになる。
  • 自らを主張できない技術者では、人も仕事もお金も集まらない。そんな技術者では、会社の役にも立たない。