72号72号

72号当たり前の発明を見逃さないようにするための心得

当り前の発明を
見逃さないようにするための心得
  1. 商品価値を上げる発明は、たとえ、当り前と思っても、特許の可能性を検討する。
  2. 便利さのあるところに、必ず特許のネタがあると考える.
  3. 発明を学問的にとらえてはいけない。基準は、あくまでも商品価値であり、便利さである。
あなたの発明意識調査(次の問題にあなたはどう答えますか?)


鉄製と合成樹脂製とで、形態などが全く同じときには、当り前の発明である。同等の強度を維持するために、いろいろ工夫されている時には、
その工夫の部分が特許に値する発明になる。
 
ここで大事なこと
  • この発明を、単に鉄製から合成樹脂製に代えたものというレベルで、発明をとらえないこと。
  • なぜ軽量化が必要なのかという「目的」を徹底的に考え、その目的のもとで、材質を代えた意味を検討すべきである。