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そんなことできるはずがない
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そんなことあたりまえ
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会社は同質化集団
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会社とは、目指す目的が統一されて初めて成り立つ。それは、基本的に価値観を同じにする者の集団、すなわち同質化された者の集団である。 |
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開発の第一歩は問題の発見
- 最近は、同じようなテーマの開発を、各社とも同じような時期にスタートさせていることが多い。
- そのために、我が社の開発が先行していると思っていたにもかかわらず、出願の公開の時期になると、あまりにも多くの会社が参入しているのに愕然とするといったことが結構ある。
- こんなスピード時代の開発競争の中では、他社に先駆けて、いかに良い問題を早く発見するかが勝負の分かれ目となる。
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異質の素晴らしい問題の発見
- 同質化された人たちの集団では、異質の問題を毛嫌いする傾向がある。
それが高じて「そんなことできるはずがない」といった結論になる。
- しかし、これは大変に危険なことだ。同質化された開発のテーマよりも異質なテーマに価値があることが多い。
- 何でも、すぐに「そんなことできない」と言わずに、先ず「できる」という意識で、チャレンジ精神を発揮すべき。そのうえで、できないことが分かっても、決して遅くはない。
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同質の素晴らしい問題を謙虚に受け止める
- 技術者は、すぐに「そんなの当り前」という傾向がある。しかし、本当に当り前なのかどうかを、もう一度、検討し直すことが必要だ。
- 当り前と思っていたことに、意外といいテーマが潜んでいることが多い。
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同質化の程度を計る基準
- 社内の人にしか通じないような専門用語を、社外の人に平気で使っているかどうかで、同質化社会に毒されている程度をみるのが最もいい。
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