「筋の良い研究テーマの発掘法」といっても具体的な方法は無く、技術者個人の問題とされています。つまるところ自分に関心ある情報を
どのような形式にして、どのような入れ物に蓄積して、どのようなアウトプットをするかにかかっています。
この講座で紹介する「本ツール(*)」は、米国企業のR&D部門を牽引してきた、久里谷美雄氏が自身の体験を元に開発しました。受講者の参考になれば幸です。
「本ツール」の基本コンセプトは、
1.切り口項目を自由に設定できる「キーワード(KW)ボックス」を装備
2.「KWボックス」は、6個のセル(カテゴリー)に分類され、KWは3階層の無限構造を装備
3.「KWボックス」の中は、自由に追加、変更ができる、つまりデータの「構造化・再構造化」が可能な機能を装備
4.アウトプットは、どのセル、どの階層のKWであっても自由にX軸、Y軸に取れ、多面からの解析が可能となります。
(*)Access(マイクロソフト社の登録商標)で作りこんだソフトです。