02-8. 無限で自由自在な表が欲しい

どうすれば表を使って創造力を共有できるかを考えよう。共有する、というからにはそこには複数の人間がいる。それぞれが複数の関心分野の表(複数の表)を持っているとする。

人の数が増えるほど、表の数が増える。しかも、それぞれの、物の見かた(視点、分類欄、表の構造)は異なる。人の数が多くなればなるほど、関心を持つ分野が広がれば広がるほど、トータルの視点、分類欄は増える。 創造力を共有するには、異なった分類欄を持つ多数の表を統融合出来なければならない。【図表2603】

異なった分類欄をもつ多数の表を一つの表に統合できるためには何が必要か。まず、無数の分類欄を持つ無限の表を持つ必要がある。無限の表を持つことができれば、誰が作ったどんな表でも一つの表にいくつでも取り込むことができる。

人から貰った情報とその構造は、自身がもつ情報およびその構造と融合できなければ、自身の創造力とはならない

創造力を共有するためには、まず無限の表をもつことが必要である。しかもその無限の表を、PCの一画面に表現する必要がある。無限の表の一部だけしか見られないのでは、情報を素早く読取ることが出来ないし、自在に操作・管理することが出来ない。【図表2604】