戦いを避けるには相手を安心させることである
孫子いわく、”始めは処女のごとくにして、敵人、戸を開き、後には脱兎のごとくして、敵、拒ぐに及ばず”
戦いを避けるには自分を弱く（しおらしく）見せて相手を安心（油断）させることで、外交に活路を見いだし自分のペースに引き込む「利」を孫子は説いている。
逆に戦いを避けるには自分を強く見せて相手を威嚇することで、攻撃を思いとどませる「抑止力」というのがある。この「抑止力」は孫子の兵法では出てこない。何故だろう？自分を強く見せかける「ハッタリや虚勢」でなく本当に強くないと駄目であるということであろう。
最上の「戦略」戦わずして勝つことである
「知財戦略」で戦わずして勝つための大事ごと
- 「知財経営」が会社を守るという理念の徹底が大事である
- 何事を起こすにも準備が大事である
- 物事を行うにはタイミングが大事である
- 勝てない相手とは戦わない、むやみに戦わないことが大事である
- 勝てる相手だけ、勝てるやりかたで戦うことが大事である
- 自分の強さを相手に見せておくことが大事である
- 自分を小さくみせることで相手に安心を与えることが大事である
- レベルの低い勝ち方に固執しないことが大事である