12. 情報の洪水に溺れない情報の「整理術」(1)

1.新聞情報は世間の縮刷版

・新聞はできる限り目を通すことを勧める。なぜなら新聞は世間の縮刷版みたいなもので、雑多な情報が盛り込まれている。

・4コマ漫画にも世情が現れている。読者の声も参考になる。広告欄を丹念に見て、世相を眺めるのもいい。

・このゴッタ煮性が新聞のいいところである。

2.変情報の選択は斜め読みし、関心情報は深読みする

・書店の新刊コーナーをウオッチするだけでも流行や社会の動向が見て取れる。

・旅行先で地方紙を読むことも面白い。全国レベルでは小さな扱いでもその地方に係わることであれば大きな記事になっている。

・例えば沖縄基地に関する記事、原発の再稼動に関する記事などは地方紙ならではの視点で書かれている。

・東京から発信する情報量は膨大だが網羅的で分散しているぶん現場の声が聞こえない。地方紙は東京にいる欠点を補う。