1-1.知的財産の基礎知識 35問

1.知的財産が重要視されるキッカケについて

A:知的財産は保護するだけでなく活用もされるべきという風潮となった □B:米国のプロパテント政策で訴訟件数も賠償金額も大きくなった □C:我が国も「知的財産立国日本」の政策ヘ舵ヘ切った

2.米国のプロパテント政策について

A:物作りをしていない知財訴訟だけで金を稼ぐパテントホールディングス会社が出現した □B:1988年の包括通商法(関税法337条)の改正では知的財産関連条項の規定を外した □C:米国が得意とするネットワークコンピューティング技術の特許出願が激増した

3.企業成長に欠かせない特許マインドについて

A:特許マインドとは社会に会社に貢献していると言う意識である □B:特許マインドは社会変化と会社変化のズレを埋める商品開発をする意識である □C:特許マインドはアイディア倒れでも構わない何でも出願すると言う意識である

4.特許の役割について

A:特許はステータス、勲章ではなく、会社が儲かるためにある □B:特許明細書は権利書でもあり、事業計画書でもある □C:特許は我社の増収、増益の手段である。特許をたくさん出せば増収、増益に繋がる

5.特許が持つ特性について

A:特許は攻め(動的)の面と守り(静的)の面の両面を持つ □B:特許は他社との差別化領域を塀で囲いこむことができる □C:権利範囲の主張は明確にするとトラブルが多発するので曖昧に記述することが出来る