発明を多面的に捉える
1. | まず、開発技術(開発品)と従来技術(従来品)との構成(構造)上の相違点を列挙します。 |
2. | 次に、それらの構成の相違は、何のために必要になったのか?解決すべき問題点(従来技術の問題点)は何だったのか?を考えながら、それらの構成の相違に基づく開発技術の新しい効果をはっきりさせます。 |
3. | その上で、それらの新しい効果は開発技術のどの構成から生じるものであるかを列挙します。 |
4. | 新しい効果は、どのような機能に由来するのかを列挙します。 |
5. | 各機能について、その機能を有する他の構成を考えて列挙します。 |
6. | 複数の構成から考えられる複合的な目的と効果を列挙します。 |
7. | それらの複合目的を解決する構成についても列挙します。 |
以上の手順をたどることで、具体的な構成を案出でき、しかも材料、部品、性能、機能、使用方法、応用装置、他の用途等多面的なアイデアを出すように強制されます。