02-4. 問題点2:ある時点での創造力が精一杯である

「表に構造化された情報は、その人 (1)ある時点で、そこに(2)蓄積されている情報 を元に持つ創造力そのものである、ことは既に述べた。

創造力は限りなく「進化・変化」をすべきものなのだが、表構造を自在に再構造化(視点の転換)できなければ(新しい情報をその時々の視点で継続して蓄積する)それを進化させることはできない。

残念ながら、従来の手法による表で構造化した情報はどうしてもある時点での創造力にしか過ぎない。従来の「手法・方法」では、構造化した情報はいつの時点でも 創造力ではあり得ない。【図表2506

また、その創造力は、蓄積されている情報 に基くものなので、そこに蓄積されている情報の分野や範囲が狭ければ、それは当然狭い範囲に限られたものになる。ところが、従来我々が持つことの出来た表は、どうしてもそれでカバーできる分野や範囲が狭い(狭い範囲での創造力にしか過ぎない)。つまり、これまでの表が、持つことが出来た分類欄(視点)の数は少ない。