これまで述べてきた問題点を解決することが出来れば創造力を「共有」することが可能になる。
まず分野のことなった任意の複数の表を一つに纏めることが出来る。それは複数の人間が作った表を一つにすることが可能であることを意味する。
つまり複数の人間が創造力を一つに「統合」して共有することである。それが可能になれば、個人や組織の創造力は格段にアップし、筋の良いコンセプトが生まれやすくなる。 しかも、先人たちの優れた創造力を後輩に伝えることができるから、後輩は、先輩の創造力に磨きをかけて、よりすぐれた創造力を自分のものにできる。
それには次の5点を満足したデータベース(ツール)が必要である。
- 異なる種類、広い範囲の情報を蓄積できる
- 蓄積した情報を分類・構造化できる
- 視点を変えて再分類・再構造化できる
- 以上の作業・操作を、いつでも開始・中断・再開できる
- 別々に蓄積した結果(情報)を1つに統合できる