第1章 特許文書は、課題を挙げ、現状を知り、原因を突き止め、対策を講じている
- はじめに
- IP戦争とは言語の戦争である
- 知的財産化とは
- あらゆるものを知的財産化する
- 何かを産み出す仕事とは
- インテリジェンスに弱いインテリ集団
- 技術・発明・製品を言語で記述
- 論理的展開:文書において3分野で
第2章 文書構成の基本は同じ
- 文書構成は基本的には同じ:戦略書
- 文書構成は基本的には同じ:企画仕様書
- 文書構成は基本的には同じ:設計仕様書・製品仕様書
- 文書構成は基本的には同じ:特許仕様書(発明仕様書)
- 読んで意味が理解できない文書は膨大な経済損失を及ぼす
第3章 なぜ欠陥文書ができるのであろうか
- 発明技術は明快に開示する義務がある
- 特許仕様書(クレームを含む)は全体の中の自分の場所を明らかにすること
- 日本人は何故、明快な文書を書かないのか
- 発明技術を隠す為に非論理的に書く?
- 日本語文章を考える :トンネルを抜けたのは誰だ?
- 日本語と英語を対比させる:根岸の里の侘び住まい
- 日本語の構造 :現日本語の上に漢語 -動詞の場合-
- 丸投げ体質が知財文書の品質保証を疎かにする
第4章 改善策を策定し、どのように展開するのか
- 対策と展開:改善はできるのかどのようにすればよいのか
- 論理的思考を鍛えて論理的に説明するしかない
- 論理的に考え、論理的に文書を構成する
- オープン・ジャパニーズで世界に役立つ文書を作成する
- 翻訳ソフトは分割して対訳すると使える
第5章 英語文章の構造を見る
- 研究者・技術者が英文特許の読解力を高めるには
- 仕様書(特許文書も同じ)の文章 :論理的に記述する:3種の表現で明確に
- これがジャパニッシュ(Japanish)だ
- 文化としての日本語、文明としての日本語を意識する
- 纏め:英語のながれと日本語の流れを対比する