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石田正泰:「知的財産経営の推進戦略」
- 「知的財産経営の推進戦略」
企業経営の基本的理念は、持続的発展であり、企業が持続的発展を確保するためには、自社の強みを維持・強化し、他社との差別化を図り、それを自社の重要な経営資源・競争軸と位置づけて対応することが必要不可欠なことです。そして、自社の強みを維持・強化し、差別化を可能にする最も重要な要素が「知的財産・知的財産権」です。知的財産を経営資源・競争軸と位置づけて対応する企業経営が「知的財産経営」です。即ち、知的財産経営とは、知的財産を戦略的に活用して経営課題(利益を出して持続的に発展する)を解決することです。
- 「ノウハウ・トレードシークレットの管理実務」
知的財産施策は、情報に関する知的財産制度の設計とその運用である。知的財産施策において重要な位置を占める「営業秘密」が「知的財産基本法」により知的財産、知的財産権として認知されたことは、極めて重要な意味を有する。
著者 石田 正泰:青山学院大学法学部特別招聘教授、(元)凸版印刷株式会社専務取締役(法務本部長)(元)東京理科大学専門職大学院研究科長(知的財産戦略専攻教授)