知財業界にも必要な「やさしい日本語表現」
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日本でも必要な「平明日本語運動」
- 世界へ「物・事・考え」を伝える日本語講座
多くの日本人は、日本語とその文化が抱えている問題について深く考えたことが無いと推察しています。「文化が言語を作り、言語が文化を育てるということに対して無神経ですから、母国語と英語を対比する視点を持ち合わせていません。ある先生が言うには、“詰まるところ、日本語が書けないと英語で書くことができない”と。ぜひ原文をお読み下さい。
- 日本でも始めるべき「平明日本語運動」
朝日新聞の夕刊「現場へ(7/1-5)」に「やさしい日本語(刀祢館正明)」が掲載されていた。日本に住む外国人が増えれば、外国人にも分かりやすいように工夫をし、簡単にする日本語のことである。いろんな分野で「やさしい日本語」が構築されている様子を記事にしている。例えば「災害避難の呼びかけ」や「医療、介護の世界」など多岐に及ぶ。知財業界も取り残されずに「やさしい日本語運動」を推進すべき時期にあると思う。(2019/08/15)
- 曖昧文章は日本全体の問題である
世界の人々に「物・事・考え」を伝えるためには、好むと好まざるに関わらず、それらを明快に記述する言語を用意しなければなりません。我々日本人は文化を同じくするもの同士であれば、情報の意思の交換に何ら支障もない言語を手にしています。しかし、一方において、世界の人々を意識したときに、誰にでも理解できる平明な表現で、ということを我々日本人は意識してきたでしょうか。残念ながら否です。
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・日本でも始めるべき「平明日本語運動」