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クリヤビューの「成熟期・衰退期」における筋の良い研究テーマの発掘
「魅力ある研究テーマがない」「筋の悪いテーマばかりが集まる」など業種を問わず、研究開発部門での共通の悩みとなっています。こうした状況の中で、企業の製品開発、研究開発が「どのようにすればもっと成果のあがるものに出来るか」を技術情報、とくに特許情報を活用することでその方向性を見いだすことを目的にした資料です。
- 停滞期・成熟期・衰退期における研究開発を考える(PDF)
研究開発は「解決課題型」から「課題探索型」へ転換しています。日本企業の研究開発体制の問題点を提起しています。会社から失われていく「記憶力・創造力」を次世代へ、いかに伝承させるべきかのヒントが述べられています。
- クリヤ・ビユー語録28選
語録.1 知恵のある経営者は経費削減とリストラで、うまい「ネタ」が次々と生まれる知的基盤(プラットホーム)を構築する。知的基盤とは、ベテランの知恵を活用・継承し、若者が「創造力を共有」して持てる力をフルに発揮できる基礎・基盤のことだ。「創造力を共有」すれば儲かる「ネタ」がどんどん生まれる。儲かれば、人減らしの必要はない。
- 成熟期・衰退期における研究開発(簡易版)
ダメな人はダメ、問題は才能ある人が才能を発揮することが出来ない研究開発部門の環境が問題です。筋の良いテーマとは、創造力・オリジナリテイとは、創造力を共有するに必要な道具(ツール)とは、創造活動に必要な記憶力とは、等を切り口にして取り上げています。
- 成熟・衰退期における筋のよい研究テーマの発掘(本編)
「実験研究」をする前に開発コンセプトが良くなるまで「調査研究」を続けることです。そのプロセスをメンバーが共有、強化することで会社の創造力、記憶力が伝承されます。
- 「絵・ラーニング」:筋の良い研究テーマの発掘 にツールを使って検証する
「筋の良い研究テーマの発掘法」といっても具体的な方法は無く、技術者個人の問題とされています。つまるところ自分に関心ある情報をどのような形式にして、どのような入れ物に蓄積して、どのようなアウトプットをするかにかかっています。この講座で紹介する「本ツール(*)」は、米国企業のR&D部門を牽引してきた、久里谷美雄氏が自身の体験を元に開発しました。受講者のデータベース作りに参考になれば幸です。
- 会社・組織から消えていく記憶力(知識・知恵)を共有し、伝承させる仕組みが必要
創造活動とは情報の構造化、再構造化の繰り返しである。このプロセスは日常的に絶えず繰り返されています。つまり創造活動とは、構造化された情報を記憶する事、そしてその構造化された情報を記憶から呼び戻し、更にそれを再構造化することの繰り返しです。
- R&Dプロフエッショナル「クリヤ美雄」が語る米国企業での研究開発
久里谷 美雄氏が、1997年に「自費出版」を、した時の原稿です。自分の研究開発の体験を書き残したものです。この書籍を読むと、技術開発(商品開発)」で米国が日本に負けた原因がハッキリとみてとれます。
著者:久里谷 美雄 東北大学理学部卒 :日本企業、外資系企業、米国企業において一貫して製品開発、研究開発の実務に従事してきたR&Dのプロフェッショナルです。