IPMA >> 特許係争に巻き込まれたら >> 適切な時機での和解
適切な時機を見計らって和解することも重要な選択肢である。企業経営は、勝負することだけが目標ではなく、ビジネスリスクを最小限に阻止し、機会利益を逃さないことである。一般に和解の時機は、早期に行った方がライセンスなどの条件面で有利になると言われているが、実務上はさまざまな要因が絡み必ずしもこの限りではない。その時々のお互いの趨勢を見つつ、他社より有利な条件を獲得する対応が重要である。